光岡自動車、新型電気自動車の雷駆を発売
【価格改定】光岡、大蛇(オロチ)の販売価格を147万円値上げ
大蛇(オロチ)の新価格は、現状の1050万円から147万円高の1197万円となる。
この値上げは、原油価格と鉄鋼価格が高騰していることが影響してのことで、こうした原材料の上昇が大量生産ではない、一品生産の大蛇(オロチ)には対応しきれなく、止むなき処置であるという。
改定時期は2007年9月1日の予約受注分からとなっている。
ちなみに現在の納期は9ヵ月待ちとのこと。
光岡・ガリューII
光岡・ガリューIIは、光岡自動車がかつて製造していたクラシック風4ドアセダン。
現在は製造が終了している。
ガリューIIは、1999年に登場した。
ガリューIIは、日産の(Y34型)セドリック/グロリアをベースとした4ドアセダン。
前後のドア回りはセドリック/グロリアと共通ながら、フロントにはロールスロイスを彷彿させる大きく堂々としたフロントグリル、リアには縦型のテールランプなど、外観を見ただけではセドリック/グロリアとは思えないくらいの違いがある。
ドレスアップによる変身度は非常に高く、丸みを帯びたフェンダーと丸目のヘッドライト、大型の縦型メッキグリルやオーバーライダー付きのメッキバンパーなどが取り付けられたフロントまわりは、英国車的な雰囲気を持つ。
エンジンは210馬力の2.5L V6・DOHC、240馬力の3L V6・DOHCの2種類で、いずれも自然吸気の直噴ツインカム、低公害のLEV仕様に仕上げられていた。
3Lはデラックス、2.5Lはスタンダードと呼ばれた。
駆動方式はFRで全車とも電子制御4速ATのみの設定となる。
足回りは前輪がストラット式、後輪がマルチリンク式で、ブレーキは前後ともベンチレーテッドディスクとされた。
安全装備はデュアルSRSエアバッグ、運転席助手席SRSサイドエアバッグ、電子制御ブレーキ配分付きABS、前席ロードリミッター付きプリテンショナーシートベルト、ハイマウントストップランプなどが標準で装備された。
特別仕様車「ファイナルモデル特別仕様車本革パッケージ」をもって、ガリューIIが販売終了となる。
最終モデルにふさわしく、スタンダードとデラックスそれぞれのグレードに本革内装とDVDナビを標準装備させている
光岡・オロチ
光岡・オロチ2001年の第35回東京モーターショーに、初登場した。。
東京モーターショーの地方巡業となる大阪、名古屋の各モーターショーでは、突然の登場で世界を驚かせた「GT-Rコンセプト」よりも注目度が高いという現象まで起こした。
また、その「大蛇」という純和風の車名は2年後の東京モーターショーにおける、各社のコンセプトカーの車名に大きな影響を与えたのではないかとの推察がある。
例えば、日産の「風雅(ふうが)」(現行フーガのコンセプトモデル)、「時空(じくう)」、ホンダの「極(きわみ)」、マツダの「息吹(いぶき)」、「楔(くさび)」、「鷲羽(わしゅう)」「鏑(かぶら)」。この03年の東京モーターショーにおいては、半数ほどの日本の大手各社が揃って「和風」の車名を使用していた。
初代はNSXのパワートレーンを使用し、パイプフレームで作られたオリジナルボディをかぶせたものであったが、2年後に登場した二代目は、日本の保安基準に適合すべく、大規模なフェイスリフトを実施、さらに自社製シャシーを採用するなど大きく変化した。
2005年の第39回東京モーターショーにおいて、三度目(乗用車部門)となる出展を果たした。
それによれば、ショー開幕の一週間前にはテスト車を用いて高速走行テストなどの試験を開始したとのことである。 パワートレーン系は03年に発表されたものから変更されていなかった。
第39回モーターショーには、追加バリエーションとしてガルウイング採用のロードスターモデル「オロチ ヌードトップロードスター」をデザインスタディ扱いで出展していた。
4560/2035/1180mmという国産車としては珍しい規模のワイド&ローのボディに、レクサス・RX330(日本名・ハリアー)/トヨタ・ハイランダー(クルーガーの輸出仕様)に搭載されるV6 3.3リッターエンジン(3MZ-FE)を使用し、ミッドシップレイアウトを取る。
ミッションは同じくRX330用のU151Eトランスミッション(5速AT)を搭載する。
スーパーカーとして考えると、トランスミッションがA/Tのみであったり、エンジンが233馬力で音の静かなものであるなど他のそれと比べるとおとなしめな所があるが、開発者である青木孝憲さんによると、「優越感にひたって、雰囲気を楽しむクルマ」であるとのこと。
そのため、シートもバケットタイプながらも柔らかく居住性の高いものとなっている。
また、トランスミッションがA/Tのみなのは、日本の交通事情が絡んでいるからとのこと。
オロチの一番の特徴は、そのエクステリアである。
ワイド&ローのボディや有機的で、若干の批判はあるものの見る者を惹きつけるデザインは、これまでの国産車とは一線を画すものである。
内装色については25色、ボディーカラーについては約300色の中からオーダーが可能。
また、ボディーカラーについては色の配合についても受け付ける。
全部で400台が生産される予定。また、手作業での生産の為、最後の1台が出来るのは4年後と言われている。
光岡・ガリューT
光岡・ガリューT(我流)は、光岡自動車がかつて製造していたクラシック風4ドアセダン。
現在は製造が終了している。
光岡・ガリューTは1996年に登場した。
ガリューTは日産・クルーをベースとした4ドアセダン。
ガリューIに搭載されるエンジンは、130馬力の2L直列6気筒RB20Eが搭載された。
駆動方法はFRのみで、ミッションは4ATと5MTの2タイプから選択が可能であった。
グレードはスタンダード、デラックスの他に、全長6.6m、6ドアのリムジンも設定された。
特長はやはりそのドレスアップされた外観で、丸みを帯びたフェンダーと丸目のヘッドライト、大型のメッキグリル、オーバーライダー付きのメッキバンパーなどが取り付けられたフロントまわりは、英国車的な雰囲気がある。
リヤも縦デザインのコンビランプ、やはりオーバーライダー付きのメッキバンパーなどが装着される。
クラシックロールスロイスを彷彿とさせるフロントノーズはFRP成形によるものである。
リアには縦長のテールランプが与えられ、オーバーライダー付きのメッキバンパーが装着される。
インテリアのデザインはクルーそのものだが、専用のウッドパネルが装着される。