光岡・ラ・セード

le-seyde_b.jpg光岡・ラ・セード(Le-Seyde)は、光岡自動車がかつて製造していたクラシック風スポーツカー。
現在は製造が終了している。

製造終了までに1度のモデルチェンジを経ている。

初代は、1998年に登場した。
ラ・セードは日産・シルビア(S13型)のモノコック、メカニカルコンポーネンツを用い、ハンドレイアップ製法で造形されたFRPパーツを架装したクラシックカーである。
一見しただけでは判らないが、左右ドアなどにその面影が残っている。
しかし、ボディ前後にはオリジナルデザインのボディパネルが与えられている。
かなりのロングノーズな車両で、運転の際には独特の運転感覚が必要で見通しの悪い交差点などではかなり注意が必要。
同時に、ホイールベースも2475mmから3375mmへ延長されているので、高速走行時の安定性は抜群である。
そのボディサイズも全長×全幅×全高が5100×1870×1280mmと堂々としたサイズが与えられている。
搭載されるエンジンはシルビア用の直列4気筒DOHCのCA18DE型で、1809ccの排気量、135psの最高出力に変更はなく、組み合わされるトランスミッションは4速ATであった。
デビュー直後から大きな話題となり、わずか4日で限定生産された500台が完売となったという。

2代目は、2000年に登場した。
ベースをS13シルビアからS15シルビアに変更。
搭載されるエンジンは2Lの直4DOHC。160ps/6400rpm・19.2kgm/4800rpmのパワーとトルクを発生する。
サスペンションはフロント/ストラット・リヤ/マルチリンク式。
フロア式4速ATのトランスミッションを介して、後輪が駆動される。
グレードはベースグレードとなるAタイプと電動ガラスサンルーフが装着されるBタイプがラインアップされた。
ともに、パワーステアリング、フルオートエアコン、集中ドアロックはもとより、本革巻きステアリング&シフトノブ、CD一体型AM/FMラジオが標準で装備されている。
安全装備として全車にデュアルエアバッグ、ABS、ブレーキアシスト、サイドドアビームを標準装着する。
100台のみの限定生産で、価格は525万円であった。

posted by 光岡大好き at 12:27 | 光岡自動車
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